No.49

2021-07-23
時代を超えて輝き続ける アンティークガラスフェア

デジャヴ

アンティーク デジャヴ

使って、飾って楽しめる、色とりどりのガラス器を3000点以上用意。

また、イギリスから家具や雑貨、ステンドグラス、照明器具など多くのアンティークアイテムが新たに到着。

店内全品が大幅値引きのスペシャル・サマーセールも同時開催する。

2021.7.11~8.1 ガラスフェア

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2021-07-23
この季節にだけ楽しめる フレンチレストランのテイクアウト

旬輝

旬輝

静かな住宅街に建つ邸宅スタイルのレストラン「旬輝」では、季節の食材を見事に操り、独創的なフレンチを供する。店内で味わうコースも人気だが、テイクアウトメニューにも注目が集まる。特に、月替わりで提供する「季節のロールケーキ」は、予約が殺到するほどの人気。7-8月は、夏の果物をふんだんに詰めたフルーツロール(1本2300円)。軽くふんわりとしたビスキュイ生地の中に、ヨーグルトを加えたほんのりと酸味のあるクリームと、夏イチゴ、ビワのコンポート、オレンジ、ブルーベリー、キウイフルーツなどが入っている。また、7月より通年メニューとして、とても贅沢な「メロンロール」が登場する。銀座千疋屋で扱われる「山下メロン園」の高品質な食べごろのメロンと、ホワイトチョコを合わせたコクのあるクリームを、アーモンドプードルを使った濃厚な生地で包む。ロールの中には、大きくカットされたメロンがたっぷり。まるでメロンジュースを味わっているかのようにジューシー。また、レストランの味を自宅で味わえる、料理のテイクアウトメニューも人気。コースで提供するメニューを詰めた「彩り弁当」は2700円。ふんだんな野菜に、旬魚のポワレや、肉料理、デザートまで付く。「ハンバーグ弁当」は、大ぶりの食べ応えのあるハンバーグに加え、魚料理や魚介のフリットなど手間を惜しまない料理を詰めた贅沢な内容で2160円。

店内で味わえる夏コースには、アユ、ハモと言った「和」を感じさせる素材、県内のこだわりの農園から届く夏野菜、エスカルゴなど、旬の様々な食材がフレンチに変化する。ランチは3300円から、ディナーは5500円から予約を受け付ける。

 

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2021-07-23
日常を涼しげな風景に変える、ガラス作品展

もんぺくれ

もくぺれ×GALLERY kino

ペレットストーブ販売店「もくぺれ」の併設ギャラリーでは、オーナー自ら足を運びセレクトした期待高まる若手作家の個展を定期的に開催する。7月31日~8月8日は、ガラスアーティスト金東希(キム・ドンヒ)さんの作品を並べる「ガラス展」を行う。光により表情を変える金さんの作品は、色ガラスを並べ、オリジナルの板ガラスを作り、それを繋ぎ合わせ加熱し、宙吹でカタチを作るという、複雑な工程で作られる。使うガラスの色により、加熱後の収縮率が異なるので、綿密に計算しパーツを組み合わせている。手間を惜しまず、時間かけ生みだす作品からは、作り手の熱い思いが伝わってきそう。置いておくだけでも美しく、手にとる度に気持ちが和む。来客用はもちろんのこと、自分のための小さな贅沢として楽しみたい。

 

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2021-07-23
百花騒鳴

hyakkameisou

48.入院

街の病院で「おそらくヘルニア」と診断された。その翌朝、左半身の激痛で起き上がることのできなくなった私は、救急車で総合病院へ運ばれた。ストレッチャーで、慌ただしく院内に連れられていく。付き添う看護師さんが、「お名前言えますか~。ここどこか分かりますか~」と、まるでドラマのように緊迫した口調で話しかける。えー、えー、意識は非常にハッキリしていますからね、恥ずかしながら状況把握はできていますよ……と思いながら、質問に答える。そこへ担当する医師がやってきて、ひとしきり問診、触診した後、MRIへ。これが、一つの難所であった。腰の画像を撮影するために仰向けにされた。この体勢になった途端に、唸るほどの激痛が走る。「ムリ。ムリ。ムリ…」と叫んでも無情に耳栓をされ「いってらっしゃい」と釜の中に送られる。痛みで涙が止まらない。どうにか気を紛らわせたい。筒内に響く機械音のリズムに合わせ、「痛っい。痛っい。痛っい。ム~リ。ム~リ。ム~リ」と読経のように呟き続けた。この声は、マイクで拾われていたようで「はい。後5分で終わるからね~、頑張って~」とスピーカーから乾いた声が返ってきた。ようやく撮影が終わり救急外来に戻されると、待ち受けた医師から「うん!かなり派手にヘルニア出ちゃってるね!」と診断をされ、更なる苦痛の待ち受ける治療の場へと、また運ばれていくのだった。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回は、東京2020大会が終了する9月半ばを予定しています。

それでは、吾亦紅の揺れる季節にお会いいたしましょう。

 

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