No.14
2015-09-16
くつろぎのお家カフェで、カラダに美味しい料理
cafe basso
日本家屋の普遍的な美を感じる平屋住宅「casa basso」のカフェ。無垢木をふんだんに使い、米ぬかの塗料や、ウッドチップの調湿材など自然素材に囲まれた空間で気持ちがいい。我が家でくつろぐような感覚で、ヘルシー料理が食べられる。
オープンは朝8時から、トーストセットやホットケーキセットを提供。ランチは、季節の野菜を中心に使った「おまかせプレート」が人気。黒米ご飯、スープが付いて1000円。プラス300円でドリンクが付き、デザートは100円引きで楽しめる。スイーツの種類も充実。人気のチーズケーキは、添加物不使用で甘さも控えめ、スフレのようにふんわりしっとり。時間によって変わるメニューに、つい長居してしまいそう。
2015-09-01
デイケアからもしもの時まで頼れるトータルケアセンター
広々とした敷地に、自然素材の心地いい空間。ここは、県内でも類を見ない総合ペットショップ。犬、猫を専門に診察するクリニックを中心に、ショップ、ホテル、ドッグラン、スパ&トリミング、スクール&セミナーなど、ペットとの暮らしに必要な施設が揃っている。獣医師、動物看護士、トリマーといった専門知識を持つ動物のプロが常駐しているので、初めてペットを飼うという人には、特におすすめしたい。
院長の一瀬先生は、「ワンちゃんやネコちゃんは言葉を話せないから、ちょっとした変化に気づいてあげることが大切。毎日のケアに少し気を配るだけで、早期発見、早期治療につながりますよ」と語る。早く不調に気づいてあげることは、ペットはもちろん飼主にとっても負担が大きくなりにくい。だから、受診やトリミングのときに限らず、ちょっとしたお買い物のときにも、日ごろからペット同伴で来店しよう。スタッフや先生が優しく話を聞いてくれ、何かあれば相談にのってくれる。
また、店内に揃えるフードやケアグッズは、自然素材、安心材料にこだわったアイテムを厳選。ほかでは手に入りにくい商品も多数。週末のお出かけに、足を運んでみてはいかが。
2015-09-01
心を豊かに育む 花を身近に感じる暮らし

静岡県の花き生産量は全国トップクラス
けれど消費量は、それほど多くはない
そんな中、「花のPR」に真剣に取組むショップを追った
リニューアルで更なる挑戦へ
9月2日に移転リニューアルを迎えた静鉄グループプロデュースのフラワーショップ「セントフルーリ」。新静岡セノバと109を結ぶ通沿いに、ショップスペースを拡大して新たなスタートを切った。解放感のある構えで、ふらりと立ち寄り花を愛でたくなる雰囲気だ。9月中は毎週土曜、日曜にリニューアルオープン記念イベントを開催。商品を購入した人に、季節の花苗のプレゼントや、県内産のバラをお得価格で提供する予定。
定期的に花や植物を購入するという人は、Web会員や法人会員への登録がおすすめ。法人会員の場合は、購入累計金額に応じて3%~10%割引で購入できる。オフィス向けの観葉植物のリース、取引先への祝い花など、利用頻度が高い法人にとって、かなりお得になる。
「Life with Flower」をコンセプトに、もっと身近に花を感じてもらおうと、様々な取組を行っているため、他業種とのコラボ企画などユニークなイベントも多い。
生産者コラボプロジェクト
案外知られていないが、静岡県は花の名産地。全体的な生産量としては全国トップに入るほど。特にバラ、ガーベラ、カーネーションなどの生産が豊富。セントフルーリでは、県内生産者との直接契約で、朝採れの新鮮なバラが即日ショップに届くようルートを開拓した。ときには生産者も店頭に立ち、直接消費者と触れ合うイベントを開催する。消費者は生産者の思い入れや、長持ちさせるコツなどの話を聞き、生産者は消費者の素直な感想を聞くことができる。日ごろ、触れ合う機会のない両者を結びつけ、花への関心を高めようという取組みだ。
里山に眠る資源の掘り起こし
静岡市内は中山間地と呼ばれる山間の集落が点在し、林業や茶農業を主とする人たちが多いが、高齢化、過疎化、集落減少などの課題を抱えている。そういう地域の活性化に一役買おうというプロジェクトを発足。間伐や枝打ちで出た小枝、山野草、コケなどを商品化し、販路拡大を図る。観賞用に整えることで、価値を高めブランド化することによって、物の流れが生まれ、雇用が生じ、人々の関心が里山へ向かうという、大きな計画だ。
花の新しい文化創造をめざして
セントフルーリがめざすものは、自店舗の発展だけではない。県内で生産される良質な花が、正当に評価されるよう、地元の消費者に興味を持ってもらい、花業界全体が活性化する努力を続けている。例えば、「花メン増殖プロジェクト」もその一つ。Facebookからイベントに参加し、友人を招待することで、バラ一輪をその友人にプレゼントできる。「花を贈る」という行為を、特別なものではなく、日常のコミュニケーションツールとして活用してもらう挑戦だ。これまでのフラワーショップとは、一味違う楽しみ方を次々と提案してくれる。ショップを訪れるたびに、新しい発見があるに違いない。
2015-09-01
たまには贅沢に、自分を甘やかそう
木立が揺れる、こもれ日のサロンへようこそ。ここは、心地いい時間を独り占めできるプライベートサロン。
夏の暑さ、紫外線でダメージを受けた肌におすすめしたいのは、ホウレン草やマキベリー、チアシードなど、植物を原料としたトリートメント「スキンレギメン」。ゆっくりと浸透しながら、肌の元気回復をサポートしてくれる。通常は全身をケアするリンパボディ(90分)10000円、エイジングケアのフェイシャル(50分)7000円。今回は読者限定スペシャルコースを用意。リンパボディ(60分)を5000円、フェイシャル(50分)は2000円引きの5000円で体験できる。
秋から進む老化を防ぐために、早めの準備を!
2015-09-01
蔵がもてなす美味しい時間
用宗街道から細い路地へ入ると、その建物は現れる。漆喰壁の重厚な外観、深い軒、時間を刻んだものだけに許される本物の風格。元々は、鰹節貯蔵用の蔵として昭和5年に建てられたものだという。用途をなくし、放置されていたところを、リノベーションし、レストランとして一昨年に再生された。
蔵のもつ粛然とした雰囲気をいかし改装された室内では、オーナーシェフの嘉藤淳さんが腕を振るう。イタリアンをはじめ、フレンチ、和食を研鑚した経験から、ジャンルごとの伝統や技法を取り入れつつ、遊び心を加えた料理に仕上げる。
特にディナーは、嘉藤さん渾身の味が楽しめる。例えば夜限定の自家製手打ちパスタは、もっちりとして小気味のいい弾力。なかでも秋の一品「サンマのタリアテッレ」は、炒めた角切りサンマと大根がパスタに絡み、魚の旨みと根菜の甘みがふわりと広がる。シンプルゆえに、素材の味、テクニックが映える一皿だ。このほか、前菜2品、本日の魚料理か肉料理、デザートなどが付くコースが4860円。フルコースは6480円。しっとりと大人の夜を過ごすときのために、ぜひ覚えておきたい。
2015-09-01
百花騒鳴
13、秋の森にひそむ者
妖怪なるものを、見たことがあるだろうか?
笑う人も多いだろうが、私は「ある」と答えよう。私がというよりも、一族そんな体質なのである。もっといえば、近所のおいちゃん、おばちゃんたちも、そうである。だから不思議で滑稽な話は日常茶飯事だ。
あるとき、娘が叔父と犬の散歩に出かけた。川原を歩き水辺まで来ると、川面に向かって犬が吠えはじめたという。娘が犬の吠える方向に目をやると、水中に長い手足が見え、すーいすーいと対岸へと進んでいく。驚いて叔父に「何あれ!」と聞くと、慌てる様子もなく「あー、カッパだなぁ」と答えたという。
またあるとき、私が友人と清水の山道をドライブしていたときのこと。大きくカーブを曲がりながら、急傾斜を上る場面があった。車はゆっくりと進むから、周囲の様子が良く分かる。そのとき、草の間からグレーの物体がビヨーンと伸び上がってくるのが見えた。タヌキだ。いや違う。身長は100㎝くらいあり直立している。肌はツルッとした印象。出来損ないのミッキーのように、それなりに大きな耳が頭頂部に付いている。「ありゃなんだ? 見て、見て」と指差しながら、叫んだ。友人が振り返ると、その物体はゆっくりと縮んでいった。うちでは、ムジナであろうと結論に至った。
過去の経験から、もの悲しさの漂う秋の山は、妖怪たちと出合う確率が高い。栗拾いやキノコ狩り、山に分け入るときは、耳をすまし目をこらしてみよう。森の住人たちの気配を感じられるかもしれない。






