back number, No.13

2015-07-01
カジュアルでも妥協しない フレンチの重鎮が紡ぐ味

ナガフサ

La Cave de NAGAFUSA

フランス語で「ワインの貯蔵庫」を意味するカーヴ。その言葉には、少しだけ秘密裡なニュアンスが漂う。

「La Cave de NAGAFUSA」も、言葉の持つムード同様に、ひっそりとした佇まいで、大人の色気を感じさせる。NAGAFUSAといえば、静岡を代表する老舗的存在のレストランだが、姉妹店であるここは、肩肘を張らずカジュアルに食事を味わい、ワインを楽しむ場として8年前にスタートした。

とはいえ、厨房で腕を振るうのは、NAGAFUSAの創業者であるオーナーシェフの長房さん。地元食材の中でも厳選した食材を使い、丁寧に準備した料理を提供している。40年間愛され続けるレストランとしてのスピリッツを大切にしながらも、食材から得るインスピレーションで独自のレシピを編み出していく。決して時流に流されず、けれど進化を続けている。

人気メニューの一つに、「TEA豚・背肉のグリエ、アンチョビソース」がある。煎茶を飲んで育ったブランド豚で、豚特有の臭みがなく脂に上質な旨みがあることが特徴。これに、卵黄とアンチョビを合わせたソースを付けてグリルする。優しく広がるアンチョビの風味が、甘みのある肉の輪郭を際立たせ、絶妙なタイミングでとろけていく。この一皿はランチ、ディナーともに味わうことができる。 このほかランチではハンバーグやコロッケなど洋食ベースのセットが1500円(税別)から。ディナーはフレンチコースを5000円(税別)から用意。昼と夜、異なる表情でゲストを魅了する。

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