No.70
2025-01-14
The new Taycan エレガントでダイナミック
PORSCHE Taycan 4 Cross Turismo
2019年末にデューしたTaycanによって、新たなE-Mobilityの時代が到来した。電気自動車セグメントの流れを一変させる、革新者としての確固たる地位を確立している。2024年、Taycanは大幅な進化を遂げた。パワー、効率性、航続距離、利便性を向上させた新型Taycan。ボディバリエーションは、スポーツセダンとクロスツーリスモの2種。今回、共に旅をしたのは、4輪駆動の「Taycan 4 Cross Turismo」。0 – 100 km/h加速(ローンチコントロール時)が、4.7 秒という伸びやかな加速が心地よい。全長4,974 mmでありながら、最小回転半径5.9 mで運転操作がスムーズ。また、走行の快適性を高めてくれるサポートも充実している。ナビゲーションサービスでは、「Hey Porsche」と言うだけで、ボイスパイロットを起動できる。リアルタイムの交通情報と地図の更新で渋滞を回避。移動時間を最適化するために、ルートを計算し、充電状態、利用可能な充電ステーションや交通データを考慮。音楽、エアコン、アンビエント ライトなど、あらゆるものをコントロールできる。まるで隣に誰かが座っているかのように、ドライブをアシストしてくれる。まさに快適性を極めた多目的に使える電動スポーツカーだ。そんな、日常の移動も特別な時間に変えてくれるTaycan 4 Cross Turismoで向かったのは、静岡県西部エリア。新年を寿ぐに相応しい、心を洗い、ときめかせる場所を訪ねてみた。
——————————
『Taycan 4 Cross Turismo』
15,070,000 円
全長4,974 mm
車幅1,967 mm
全高1,409 mm
ホイールベース2,904 mm
——————————
⚫︎ポルシェセンター浜松 移転グランドオープン
2024年12月21日「ポルシェセンター浜松」は国道152号線の浜松市有数のディーラー街へ移転した。ショールーム面積は旧店舗の2倍以上となる510平方メートルに大幅拡大。屋内展示4台に隣接中古車展示場8台を加えた最大12台の展示スペースを完備。試乗車は常時7台を用意している。また、加速するEV化にも対応。スタンドとして多くに利用されるよう150kW急速充電システム「ポルシェターボチャージャー (24時間、365日利用可能)」を新設。最新設備を取り揃え、安全・安心なサービスを約束するポルシェ正規販売店として、ラグジュアリーな個室商談スペースも備えた特別な空間で、来場者に心地良い時間を提供する。
——————————
ポルシェセンター浜松
浜松市中央区和田町878-1
053-461-4180
https://www.porsche.co.jp/dealers/hamamatsu
10:00~18:00
月曜日 火曜日
——————————
ポルシェセンター静岡
静岡市駿河区聖一色151-1
054-267-0911
https://www.porsche.co.jp/dealers/shizuoka/
10:00~18:00
月曜日 火曜日
——————————
ポルシェセンター静岡沼津 認定中古車センター
沼津市中沢田367-1
055-927-0911
https://www.porsche.co.jp/dealers/numazu/
10:00~18:00
月曜日 火曜日
——————————
2025-01-14
新しい供養のカタチ。静岡市初の屋内型納骨堂
みもる
JR静岡駅から車で15分。縄文時代から中世、近世の史跡が残る歴史の宝庫「徳願寺山エリア」。静岡市街地や駿河湾、富士山、伊豆半島まで一望できる絶景と求めて、ハイキングを楽しむ人が集う。その中腹に今川氏親の生母、北川殿菩提寺である古刹、曹洞宗 徳願寺がある。広大な境内は自然豊かで、築350年の本堂の前の池では、カモたちが訪れる人たちを和ませてくれる。自ずと人の集まるこの地に、屋内型納骨堂「みもる」が誕生した。モダンな造りで、扉を開けると優しい光が注ぐ、カフェのようなホール「憩いの間」が広がる。スタッフが常駐し、参拝の前後などに、コーヒーや紅茶といったドリンクを差し出してくれる。天然木のテーブルセットに腰を下ろし、喉を潤しながら窓の外の風景を眺めていると、心が静かになっていく。テラスも心地よい。オーニング(屋根)付きで雨でも安心、ペット同伴で利用できる。物販エリアでは、セレクトした手元供養品、仏壇、線香などを展示販売している。「憩いの間」と隣接する「祈りの間」は、亡くなった家族との対面の場。会員カードを専用機器にかざすと、遺影が表示される。常に生花が供えられ、参拝に必要な線香やライターなども揃っている。カード1枚あれば、開館時間内にいつでも自由に参拝可能。この施設の管理は、仏具仏壇メーカーとして60年続く法月株式会社が担当。「ご家族の思いに寄り添う供養の形の追求」を大切にしている同社ならではの、利用者に配慮した設備やサービスで、いつでも気持ちよく出迎えてくれる。「こんな素敵な場所で、眠りたい」という声も多く、オープン以来見学者が絶えず、生前契約を行う人も増えているという。予約不要なので、絶景を楽しむドライブ気分で訪ねてみてはいかがだろう。
⚫︎「みもる」の安心
① 宗旨・宗派不問
みもるは曹洞宗 徳願寺の運営でありながら、それまで信仰していた宗教の有無に関わらず、誰でも利用可能で、檀家になることも不要。契約に含まれる永代供養は同寺により手厚く執り行ってくれる。契約後の年会費、管理費、維持費、参拝料などは一切不要。
② 専用施設で粉骨・洗骨
法月株式会社の専用施設で粉骨。真空包装し湿気や雑菌を退け、長期間衛生的に保管できる状態に整える。戒名やメッセージが刻印できるブック型の木箱に収められる。※墓所だしの遺骨の場合は別途洗骨代が必要。
③ 清潔な納骨堂
祈りの間の裏側に納骨室がある。遺骨を収めた専用の木箱は、特許を取得した地震発生時に落下を防ぐ収骨棚で管理する。納骨室も含め、施設全体に落ち着きのある音楽が流れている
④ スタッフが常駐
開館時間中はスタッフが常駐している。墓じまい、法事の手配、手元供養品、仏壇仏具など、様々な問い合わせや相談に丁寧に対応してくれる。
⑤ ペットも一緒に
ペットの遺骨のみの納骨プラン。大切なペットの納骨も可能。家族とペット遺骨を同じ骨箱に収納して納骨するプランや、ペットの遺骨のみの納骨プランがある。
——————————————–
みもる
静岡市駿河区向敷地689 徳願寺敷地内
営業日 9:00 – 17:00
年中無休
駐車場 8台
0120-712-184
料金について:
——————————————–
2025-01-14
楽しく、自分の「美」を磨く。 美容がテーマの体験型複合施設
パウダーパレット ミソラタウン掛川
全国80店舗以上の百貨店などでショップを展開する「パウダーパレット」が、美をテーマとした複合施設をミソラタウン掛川にオープンさせて早くも1年。県西部エリアの女性たちにとって人気のスポットに成長している。取り扱うコスメアイテムは、1200を超える。多くのラインアップの中から気になるアイテムを選んで、専用のドレッサーで試すことが可能。スタッフによる専門的なカウンセリングやタッチアップを受けてることもできる。また、専門的な美容施術サービスも提供している。化粧品会社の研究から生まれた、様々なトラブルの原因となる余分な角質を取り除く独自の技術「肌磨き」は、初回トライアル(25分)5,200円。ホームケアでは除ききれない余分な角質や毛穴の汚れを、優しくしっかりとオフ。ワントーンアップしたつるすべ肌に仕上げてくれる。アイブロウスタジオBI EWS(ビューズ)が監修する眉カットや眉ワックスは、眉の左右の高さやバランスをプロによる緻密な計算で、骨格にあわせて施術。その他、瞼のたるみ、目ヂカラ不足などの悩みを解消する大人のまつ毛パーマなど、その人に相応しい「美」を総合的にサポートしている。さらに、原宿で人気の「ローランズ」監修によるプリザーブドフラワーのショップとカフェ「花とカフェ」を併設。花をモチーフに作られた、フルーツや野菜がたっぷりの濃厚なスムージーをはじめ、寒い冬におすすめのホットサンドや栄養と体への優しさの詰まったあたたかいスープなど、体の中から美しくなるメニューが豊富。新たな年のスタートに、気分の上がる美容アイテムに出合ってみよう。
———————————————
パウダーパレット ミソラタウン掛川
掛川市高御所305-2
0537-64-5110
花とカフェ10:00~19:00( ラストオーダー18:30)
化粧品・美容サービス10:00~20:00
駐車場あり
https://www.powderpalette.jp/kakegawa/
———————————————
2025-01-14
69. 跳人
百花騒鳴
この冬、家族を伴い雪深い青森へ出掛けた。日中、景勝地を巡った後、雪の降り積もる道路をゆっくりと運転しながら、旅の最大の目的地である温泉旅館へ向かった。その宿では、青森らしい様々なアクティビティを用意し、滞在者をもてなす。中でも人気の催しは、通年行われる祭りのショー。津軽三味線の演奏、民謡の歌唱に始まり、重要無形民俗文化財の「八戸三社大祭」「青森ねぶた祭」に「弘前ねぷたまつり」といった青森県の各地で行われる有名な祭りを体験できる。ショーのフィナーレには、来場者がステージに立ち、青森ねぶた祭の踊り手「跳人(はねと)」となって、踊ることができる。お囃子のリズムに合わせ、「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を発し、片足でジャンプする。演者たちのお手本を目にし、「運動不足の中年にはハードな運動だな」と思ったが、根っからの祭り好きのお調子者一家である。「はい!踊ってみたい人?」という司会者の問いかけに、条件反射のように「ハイ!」と大きな声を上げ、後期高齢者の母と私はステージに躍り出た。ステージに出てきた人たちは、花笠という跳人が付ける華やかに飾り付けされた編笠を借り、演者と共に跳ねる。とにかく跳ねる。それが楽しい。「ラッセラー、ラッセラー」とひとしきり飛んで祭りが終わった。母は不器用にワンテンポずれたジャンプをしていたが、とても楽しんでいたようだった。しかし、会場を去る足取りがおかしい。「足つっちゃったみたい~。痛いわ~」という。ならばと、温泉に向かい、とろみのある湯に浸りながら、母のふくらはぎを念入りにマッサージしてあげた。しばらくすると、ふくらはぎは酷い内出血を起こした。それを、後日かかりつけ医に見てもらうと、真っ黒なふくらはぎに驚き
「どうしたの?!何したの?!」
「ねぶたを踊って……えへへ」と母。「それを、温泉の中で揉んで……ハハハ」と私。
「ダメだよ~、揉んじゃ~」と失笑の医師と看護師。どうやら、肉離れを起こした患部を揉んだことで悪化させたらしい。孝心も場合により仇となることを知った。それでも懲りず、基、学ばず、今年も一家で跳んでいこうと思う。
今号も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本年もご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
次回は、龍天に登る頃お会いいたしましょう。