No.50

2021-09-26
休憩にカフェ併設の自転車屋さんへ

オオムラ自転車2

オオムラ自転車折戸店&アルモカフェ

スタッフが全員女性というユニークな自転車屋さん&カフェ。店内はカラフルでかわいい自転車パーツに溢れ、まるで雑貨屋さんみたいな雰囲気。女性ならではの優しい接客でクロスバイクやロードバイクもわかりやすく説明してくれる。実際に試乗してママチャリとの違いを体感することもできる。店内に併設されたアルモカフェではマシンで入れたエスプレッソやイタリアンメニューを楽しめるので、サイクリング途中の休憩やメンテナンスの待ち時間にぜひ立ち寄ってみて。

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2021-09-26
優美な月光と河口湖の絶景を望む 秋の夜長、眼前に広がる月光ディナー

星のや富士

星のや富士

富士山麓の雄大な景色を望み、ラグジュアリーなアウトドア体験が楽しめる「星のや富士」。河口湖を見晴らす6ヘクタールという、広大な丘陵の斜面に位置し、四季折々のさまざまな表情を見せる大自然の中で、日本初のグランピングリゾートを堪能できる。市街地よりも一足先に秋が訪れる富士の麓で、美しい月夜に酔いしれる「グラマラス月光ディナー」はいかが?2021914日〜1117日までの半月〜満月の夜限定で開催する特別なディナー。客室のテラスリビングに用意された広々としたソファーに腰かけ、優美な月光と河口湖の夜景を眺めながら、ゆっくりとディナーを満喫。メニューは、秋の味覚をふんだんに使ったコース料理、メインは松茸や栗、銀杏など秋に旬を迎える食材を使ってダッチオーブンで炊き上げる「具沢山の炊き込みご飯」。〆にはバーナーで温めた熱々の出汁をかけた、出汁茶漬けが味わえる。料理のお供は、八ヶ岳の麓にあるワイナリーから届いた、月にまつわる特別なワインを。豊かなペアリングを楽しみながら、都会では見えにくい月光や夜空を眺め、澄んだ空気と自然の美しさを堪能し、秋の夜長を優雅に過ごして。

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2021-09-26
贅沢に味わう高級豆腐をお土産に

エンドー豆腐1

エンドー豆腐

三保松原の地で5代続く老舗豆腐店。金曜・土曜限定で販売される「ふわふわ豆腐」は、幻の大豆と呼ばれる在来種「あけぼの大豆」100%で作られたとても貴重な豆腐(420g/800円)。ひと口めは何もつけずに大豆本来の甘みを堪能して。

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2021-09-26
百花騒鳴

hyakkameisou

本物

「おがさわら」の寿司はうまい。初めて食べたのは、持ち帰り用に握ってもらった寿司だった。折りに美しく並ぶ様子に、食べる前からうまいだろうなと予感させた。確かにうまかった!味をしめた私は、数日後には家族を連れて来店していた。ただし、平民の当家がいつも利用するのは、どこにでもあるチェーン店。カウンターで座り、本物の寿司を待つなんて機会は滅多にやってこない。そこで素人一家は、お任せのコースを選んだ。テンションMAXで一巻ずつやってくる寿司を見ては唾をのみ、恭しく手を伸ばす。「美味しい~!」家族揃って、感動で泣きだしそうだ。すっきりとしながらもコクのある赤酢の酸味をまとった酢飯は、リズミカルに口の中で解けていく。ネタの旨みを上手に引き出してくれる。寿司のみならず、料理にも隙がない。はじめこそ緊張ぎみに味わっていたものの、親方の気さくな対応に気が緩む。いつしか、いつものチェーン店であるかのように、各々が追加注文をはじめた。よく食う。遠慮なく食う。「ほんとに美味しいね」とあまりにも満足そうに娘が微笑むから、それ以上頼むな!……とは言えない。彼女は、家では見たことのない食欲を発揮した後に膨れた腹で鼓を打ち、こう言った。「いや~、本物の寿司を初めて食べましたよ。これから、我が家の寿司屋と言ったら、おがさわらですな」親の懐、子知らずである。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

気持ちが疲れてしまうような今、この一冊が皆さまの安らぎになりましたら幸いです。

次回は、木の葉が色づく11月にお会い致しましょう。

 

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