No.46, 最新号

2021-01-11
線の美しさに、仕事人のプライドが宿る

フラットワークス

株式会社 フラットワークス

2017年にスタートしたフレッシュな工務店でありながら、口コミで施工件数を伸ばしている「フラットワークス」。社名には、施主、スタッフ、職人が近い心理的距離間で話ができ、協力できるフラットな関係を築くことで良い作品が生まれる……そんな意味が込められている。

その関係を築くために、まず始めることは施主との打ち合わせ。回数に限りをつけず、とことん話を聞く。そこから導き出した理想のカタチを、デザインに反映する。暮らしのトータルデザインを目指しているため、家の隅々までコーディネートされた造作家具、照明、カーテン、外構に至るまで、自社設計、自社施工で行う。

このほど完成した「COURT YARDのある平屋」は、落葉樹の茂る中庭を囲むコの字型の家。エントランスから、広く明るい廊下を通りリビングへ。開放的でスタイリッシュな空間が広がる。大きな窓からは、四季で表情を変える中庭が望める。このリビングだけでも、設計施工に関するこだわりが各所に隠れている。まず、気づくのは空間を仕切るラインの美しさ。勾配天井、ドア、窓の位置、関節照明の配置など、全てが調和したシャープなシルエットを描いている。これは設計での緻密な計算と、それをカタチにする、大工、タイル職人、左官職人、家具職人たちのプライドを感じる完璧な仕上げが成せる美しさだ。完成された空間は、余分なインテリアを必要としない。そこに身を置けば、自然と上質な暮らしが実現しそうな予感を覚える。

 

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