No.43, 最新号

2020-07-24
店でも自宅でも、職人の粋な味に酔う

茶ばしら

茶ばしら

毎夜舌の肥えた大人たちが通う「茶ばしら」。日本料理店を渡り研鑽した店主の橋本伸治さんが、自身の目で選んだ食材を、手間をかけながらもシンプルに調理する。魚介は、天然にこだわる。春から初夏にかけては、キンメやイサキ、太刀魚、アマダイなどを熟成させ、ねっとりとした甘みと旨みを凝縮させる。野菜は、産地、生産者にこだわる。高い香りと、歯ごたえの良い梅ヶ島の原木しいたけ、極小の若芽だけを選び抜いた秋田のジュンサイ、長野の極太アスパラなど、厳選した全国の旬の食材を使い、素材本来の旨みが味わえる料理に仕上げる。橋本さんの心が行き届いた素朴な一皿は、繊細な日本酒や焼酎と相性がいい。時間を忘れて、つい盃を重ねてしまうが、夜が更けても締めの一品は忘れずに。それは、オープン以来人気の和風オムライス。卵とご飯、たっぷりの薬味野菜を合わせて、ふんわりと焼き上げる。そこに季節の野菜を加えたあんを注いでいく。仕上げに、香りのいい花ガツオをまぶす。ほろ酔いの体に、心地よい和の味が染みていく。このオムライスをはじめ、天丼やオードブル盛り合わせ(2人前3,000円~)などは、テイクアウトも可能。電話で注文すれば、1品からでも対応してくれる。

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