No.39, 最新号

2019-11-14
二人のプロがもてなす 笑顔と幸せを呼ぶイタリアン

ルフィナ-20

イタリア料理 ルフィナ

車の行き交う街道沿いにあるというのに、店内に入ると不思議と寛いだ雰囲気になれる。それは、オーナーシェフの柿山聡さんと、ソムリエの二本松主水さん、気さくで気取らない二人の、ゲストに対するさり気ない心遣いが満ちているからのようだ。柿山さんは、神楽坂の有名店「カルミネ」のカルミネ・コッツォリーノ氏と、西麻布の「リストランテ アルポルト」の片岡護氏に師事。アルポルト静岡で9年の料理長経験を経て独立した。おおらかで、素材の力強さを生かす、トスカーナの家庭的な雰囲気を持つカルミネ氏、繊細な感性と上品さ、行き届いた気配りを大切にする片岡氏、両氏から学び感じたことを、自身の店舗に反映させている。オリーブオイル、バルサミコ酢といった調味料や乾物など、イタリア産の最上級な品を使い、下処理には時間を掛け、細やかな部分にまでしっかりとこだわるが、それを食べ手に押し付けない。「難しく考えず、店で過ごす時間を心から楽しんで欲しい」と語る。

ソムリエの二本松さんは、目黒の「ランテルナマジカ」、白金台の「リストランテセンソ」などで店長を務め、ホスピタリティやワインについて学んだ。柿山さんの作る料理に合うようにセレクトするワインは、イタリア各州のもの。夏の料理には地中海に面した暖かな地域の銘柄を、冬の料理には北部の銘柄を…といった具合に、季節や料理、テーブルの雰囲気などに合わせて、最適なワインを提案してくれる。

高い経験と実力を備える二人が互いを思いやり、料理とワインが芯から寄り添う。それを味わうゲストにとって、最高の時間になるようにと心を込めて提供する。集う人への優しさに包まれた店なのだ。

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