No.33, 最新号

2018-11-11
世界の要人たちが愛した、京のおもてなしの味

つるや10

日本料理 京都 つる家

本店である「岡崎 つる家」は明治41年に大阪は北浜の地に創業。「和の迎賓館」と謳われる「京都 つる家」の誕生は、昭和3年。京都御所で行われた昭和天皇の即位の大礼に際し、入洛する賓客の宿泊、食事の奉仕を担ったことに由来する。その後、京都迎賓館が開業するまで、70年余りに渡り、皇族や世界の要人たちを迎えもてなしてきた。「万事、控えめにすること」の精神を受け継ぎながら。

その心を大切に、ホテルアソシア静岡 日本料理 京都 つる家が、9月にオープンした。しっとりと落ち着いた雰囲気でありながら、和やかに食するひと時を楽しめる、温かみのある店内。接待や慶仏事のフォーマルなシーンにも、気の置けない友人とのフランクな集まりにも利用できる。ここで料理長を務めるのは、静岡出身で、名古屋マリオットアソシアホテルで副料理長を務めた齊藤祐輔さん。全国にある姉妹店の中で最年少の料理長だ。本家、京都で培った料理に対する精神「いい素材に手間暇をかけるが、上乗せしない。素材そのものの美味しさを引き出す」を主軸にしながら、気軽に味わえるような工夫もしていきたいと意気込む。

「いい素材」とは、皿を彩る食材だけを指すのではない。出汁、醤油、味噌、油の一滴にまで、気を配る。特に出汁は、全ての料理の味を決める。利尻昆布、血合いのない厳選したマグロ節、カツオ節を、雑味の出ない絶妙なタイミングを計り、黄金色に輝く旨味を見事に抽出する。このこだわり貫いた料理を、意外にも手の届きやすい価格で提供している。ランチの「レディース会席はんなり」は、小鉢、お造り、吸物、揚げ物、八寸、水菓子などが付いて2800円。夜のコースは4300円から用意がある。また、フリードリンクが付いた忘新年会プランは6000円から。個室も完備している。大切な人と、生粋の京料理を堪能してみては。

 

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