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2019-07-09
色褪せない…価値ある一着

アートスケープ08

ARTSCAPE

「余白を大切に…、シンプルに…」そんな余裕を感じる大人の男性に向けた、スタンダードウェアをセレクトしている「アートスケープ」。素材や製法の良い物を探し求めたら、日本製にたどり着いたという。「ものづくり」の姿勢を大切にしているブランドを主に扱う。肌触り、着心地がよく、いつまでも飽きることのない、上質な服に出合える。例えば、国内産リネンの白いシャツ。繊維のキメが細かくフシがないため、なめらかでツヤがある。いい仕事を施した一枚であることが、見るだけで伝わる。けれど、お値段は13,824円と控えめ。基本は男性向けのラインナップだが、アイテムによっては女性でも楽しめそう。女性やカップルでの来店も多いとか。7月13日から夏物アイテムのセールを開催するので、出掛けみて。

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2019-07-09
百花騒鳴

百花騒鳴

36 夜中の撮影

旅にハプニングは付き物である。私とカメラのRが行く旅には、大小を問わず何かが起こる。今回は、阿蘇の草千里ヶ浜でそれが起こった。日中は放牧された馬が、広い草原で草を食む姿が見られる。夜になると、周囲に明かりがないことから満点の星空や天の川が見られる。インスタグラムでも投稿の多い人気スポットだ。我々もステキな星空を撮影すべく、夜遅く草千里ヶ浜へ向かった。しかし、その日はあいにくの曇り空。撮影ポイントには、我々しかいない。いくら待っても、雲は晴れそうにない。そろそろ帰ろうかと思っていたところに、勢いよく一台の車が走ってきた。ヤンチャそうな青年たちが数名、車から降りてきた。始めのうちは、何とも思わなかったが、ふと怖い想像が働いてしまった。民家のある市街地までは20キロほど離れている。叫んだところで声は誰にも届かない。110番をしても、到着まで1時間近くは掛かるだろう。こちらは中年オバサン2名、勝ち目はない。追い剥ぎされて、ボコボコにされても、助けてもらえるの明日の朝以降だろう。幸か不幸か性的な被害は心配していないが、カメラや、撮影したデータが奪われたら、百花壇にとって一巻の終わり。これは、早く退散せねばと、Rに「撤収!」と叫ぶ。空気を察して、Rにも緊張の様子が伺える。私はクルマのエンジンを掛けてスタンバイ。既にシフトはドライブに入れ、Rの片付けを待つ。後ろから、青年たちが近づいてくるのが見える。こんな時は、Rの行動がのんびりと感じられる。ようやくRがクルマに乗り込んだ時には、少年は直ぐ側まで来ていた。アクセルを踏む私。焦る私を他所に、律儀なA型のRが「ちょっと待って。コートをドアに挟んじゃった」と閉まっていたドアは再度開けたのである。元来せっかちでいい加減な私は、「後にして~!」と叫んだのは言うまでもない。青年たちよ、勝手に怖い輩だと思い込んで、すまない。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
この一冊を、夏の旅行にお役立ていただければ幸いです。
次回は、アキアカネが飛び始める9月にお目にかかりましょう。

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2019-05-14
毎日食べたい、世代を超えて愛されるスイーツ

フィル14

Patisserie fil (フィル)

藤枝バイパス薮田東ICを降りると、おしゃれな家が建ち並ぶエリア藤枝清里が現れる。その一角に、かわいらしい一軒家のパティスリー「フィル」がある。フランス語で「糸」を意味する。スイーツが人と人をつなぐ大切なものであって欲しいという願いが込められているとか。思いが詰まったスイーツは、どれも優しく食べ飽きない。ひとつ食べても、もう一つと手が出てしまう美味しさ。オープン以来、人気No.1は「ルージュ」。ピスタチオのブリュレとフランボワーズジャムをフランボワーズのムースで包む。口の中で、甘酸っぱさと、ピスタチオのコクが見事なハーモニーを奏でる。また抹茶のほろ苦さと、カシスの濃厚な酸味が絶妙に重なりあう「カシステベール」もファンが多い。

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2019-05-14
逃したくない、お気に入りに出合える

チュージー03

choosy チュージー

「ものがたりを着る」をコンセプトに、状態のよいセレクト古着やハンドメイド小物、アート作品などを販売する、人気ショップ「choosy」が、移転オープン。静鉄古庄駅から歩いて数分のところにあるルーテル静岡教会敷地内に建つ、幼稚園跡に新たな店舗を構えた。木漏れ日が柔らかな園庭に、小鳥がさえずり、まさに物語に登場しそうな雰囲気。懐かしさの残る園舎には、オーナーが厳選したアメリカ、ヨーロッパのレトロかわいい洋服やバッグ、シューズ、アクセサリーなどが並ぶ。個性的なレトロワンピース、風合いのあるリネンやコットン素材のアイテムなど、日々のファッションと組み合わせやすく、価格設定もリーズナブル。古着に馴染みがない人でも、前職がアパレルのオーナーがアドバイスしてくれるから安心。

 

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2019-05-14
爪に合わせたケアで、若見えの指先に

チアネイル01

Cheer nail チアーネイル

毎日を頑張る大人女性の気分を上げてくれる「チアーネイル」。年齢の出やすい指先、爪先は、時間をかけ丁寧に、爪質、状態に合わせたケアとオフを行う。ジェルも爪に負担の少ないパラジェルを使用。地爪を削らず、剥がれにくく、持ちも良いとあって、通うごとに地爪が健康な状態に。デザインは、技術の高さが要求される、上品なオフィスネイルを得意としている。春から夏にかけては、繊細な花模様が映えるヌーディなピンクベージュ(アート4本8,100円)や、シェルやラメをあしらったモーブカラー(アート2本+ラメ 7,330円)が、爪先に彩りを添えてくれそう。「長く通えるサロンを見つけたい」「初めてジェルネイルに挑戦する」という人は、安心して任せられるネイリストが揃う、このサロンへ。

 

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2019-05-14
バスク地方で愛される、素朴なスイーツ

ゴシュア01

パステリア ゴシュア

ピレネー山脈の走るフランスとスペインの国境に位置し、海と山に恵まれた食の都「バスク」。この地方で生まれたスイーツの専門店が、静岡両替町に誕生。バスク語で、やさしい、やわらかい、甘いなどの意味を持つ「ゴシュア」。注目メニューは、今話題を呼んでいる「バスクチーズケーキ」。バスクチーズケーキの生みの親、老舗バル「La Vina(ラ・ビーニャ)」のサンティアゴ リベラ氏から直接伝授されたレシピを再現している。コクのあるデンマーク産クリームチーズをたっぷりと使い、表面に濃い焼き目が付くまでじっくりと焼く。濃厚でずっしりとした甘さと、ほろ苦さが特徴。実は、「ゴシュア」の姉妹店であるバスク料理店「Las Tapas(ラス タパス)」では、既に12年前から提供しており、顧客の間で人気を集めている。サイズは2種類、15㎝3300円、9㎝630円。このほか、上質なアーモンドパウダーで作るマカロンの原型と伝わる「バスクマカロン」、店名になったカスタードケーキ「ゴシュア」、ダークチェリーの入った厚みのあるアーモンドクッキー「ガトーバスク」など、素朴な伝統菓子を紹介していく。長年バスク地方のシェフたちと交流を深め、本場の技法、味、空気を知り尽くした職人が作る、本物のバスクスイーツをご賞味あれ。

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2019-05-13
肌も心身も疲れをリセットして、美肌再生

クローチェ01

エステ&オーガニックアロマ CROCE(クローチェ)

英国コッツウォルズにあるような、素朴な可愛らしさが漂う。ここは、オーガニックアロマオイルを使ったスペシャルケアで、心身をリラックスさせてくれる邸宅スタイルのサロン。肌のゆらぎが気になる季節に人気なのが、「肌再生エイジングケアコース」。好みの香りをブレンドしてくれるアロママッサージに加え、特殊な電気パルスを送るエレクトロポレーションで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を肌の奥へ浸透させる。同時にEMSが顔の筋肉を刺激し、リフトアップも期待できる。通常13,650円が初回7,800円でお試し可能。ボディメニューなら、体調に合わせたオリジナルの配合のオイルによるアロママッサージがおすすめ。優雅なリラックスタイムが堪能できる。

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2019-05-13
百花騒鳴

百花騒鳴

35 インナー

この春、娘は大学生になった。キャンパスは、オシャレに身を包むイマドキ女子で溢れている。その中において、娘の芋臭さが目立ってしまわないかと、母は危惧した。当人も少しは気にしているようなので、通学用の服を買い出しに出掛けた。
「このスカート可愛いね」「トップスは何が合うかしら」なんて、はしゃぎながら服を選ぶ。気になるものを数点抱えて、試着室へ。何だか、一般的な女子大学生のようだ。
これまで、色気もオシャレに対する欲もなかった娘。少しは女性らしく成長したかと思い、微笑ましく感じた…のは、彼女が自身の上着をおもむろに脱ぐまでの束の間である。この後、私は言葉を失った。上着の下には、なんと高校名と名前が刻まれた体育着を着ていたのだ。
目をまん丸くしている私に向かい、娘は言った。
「速乾性、保温性に優れて、動きやすさこの上なし。最高のインナーだよ!」
でしょうね。そんな目的で作られた体育着ですもん…という言葉を飲み込みながら、ただ苦笑。
数日後、さらに驚くことが…
「このインナーも、なかなかいいよ」と娘のつぶやきに、不安を覚える母。
胸元を見ると、先日とは違う校章が。あろうことか、四半世紀前の私の体操着を着ていた。
何かのフェチなのか?

新元号「令和」最初の一冊を、最後までお読みいただきありがとうございました。
新しい時代を輝く大人女性のために、有意義な情報をこれからも集めて参ります。
では次回、風鈴の音が涼を呼ぶ季節にお会いしましょう。

 

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2019-03-12
狩野川の畔に建つ中伊豆の名宿「嵯峨沢館」

嵯峨沢館62

嵯峨沢館

月ヶ瀬ICを降りて数分。木立の間に「嵯峨沢館」の看板が見えてくる。案内に沿って敷地を進むとしっとりとした雰囲気のエントランスが現れる。清流の流れる自然に囲まれた和風情緒に満ちた宿は、その佇まいから創業90年という老舗の風格とホスピタリティの高さを十分に感じさせる。

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2019-03-12
皿をたたえるは、渾身という隠し味

一歩01

味楽 一歩

JR静岡駅の南側、静かな通りに灯りをともすのは、食通たちが通う店「一歩」。夕方のオープンに向け、早い時間から親方、金澤さんの仕込みは始まる。「とにかく凝り性」という金澤さんは、独学で様々な調理法を探求し、高い技術を身に着けてきた。そのこだわりと独自性は、先附の小鉢からも容易に伺える。例えば、春の香りがのぼる松前漬けは、それぞれ丁寧に下処理を施した食材が絶妙に調和する。ノビルの辛味、サワラの旨み、ツブ貝の甘みと食感、サクラマスの上品な脂が、五味を感じさせるとともに、異なる素材が生む一体感を楽しませてくれる。

一見、和食の代表的献立とも思える擦り流しは、食して驚く人が多いことだろう。コクのあるタラの白子と合わせるため、新玉ネギとカブを滑らかにすりおろしクリームを少量効かせている。シチューのようにマイルドでクリーミー。野菜のコクと旨み、出汁の風味が優しく後から追いかけてくる。

また春の食材として、常連たちが待ち望んでいるのは、網走から届くキンキの煮付け。肥えた身に上質な脂をたたえている。これをふっくらと、トロ~り甘めに煮付けている。白米にも、日本酒にも、良く合う。

どれを食しても感嘆のため息が漏れそうな料理は、アラカルトで楽しむことができる。コースは5,000円から用意可能。

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