No.27

2017-11-11
部屋のムードを変える、花一輪

百花09

百花

今年9月にオープンしたばかりの、フラワーショップ。気軽に日常使いできる切り花、観葉植物を多く揃える。季節ごとに顔ぶれが変わる切り花は、小瓶に数本挿すだけでも、部屋の印象がガラリと変わる。簡単に楽しめるインテリアアイテム一つだ。秋が深まるシーズンには、チョコレートコスモス、ヒメリンゴなど濃いカラーのアイテムが可愛らしい。店頭に並ぶミニブーケは、1つ540円で、ラッピングのサービス付き。花器のセット購入なら1,080円。ホームパーティーなどお呼ばれの時の、手土産としても喜ばれそう。ほかに、一鉢で存在感を演出できる大きな観葉植物、庭のアクセントとなる地植え用のポットなど、家のあらゆる場面を華やかにできそうな品が豊富。

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2017-11-11
暮らしをいろどる、丁度いい「しつらえ」

第一建設04

ハナレ ALTANA

「夢の住まいを創造する」をコンセプトに新築、リフォーム&リノベーション事業を手掛ける第一建設がプロデュースする、インテリア&ライブラリー「ハナレ ALTANA」。アルタナの名の由来は、「或る棚」。どの家にも一つはある棚は、住む人のライフスタイルや個性を感じさせる空間であるという発想からのネーミング。その店内には、暮らしを豊かに感じさせる一点もの、日常使いの工芸品など、‐丁度良い「しつらえ」‐に合わせたアイテムが集う。

店内でひと際目を引くのは、ブラックウォールナットのダイニングテーブル。天然木の一枚板で自然の風合いを生かしている。オーダー後に仕上げ作業が行われるため、サイズや脚の素材も選ぶことができる。また、フルオープンタイプのデザインキッチンにも注目を。LDKの続き間が多くなっている近年の住宅に最適。特殊撥水の天然木を天板に、黒のスチールをフレームに用いることで、自然と部屋に溶け込む。キッチンが空間の主役になり、家族や友人が集まる場所になりそう。素材選びがこだわって、テーブル、家具などをフルオーダーしたいという人は、提携の製材所に店舗スタッフとともに見学へ向かうことも可能。数千種類の中から、お気に入りと出合えるかも。このほか、日用品が多数、自分らしい部屋作りのヒントが見つかりそう。

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2017-11-11
ワンランク上の暮らしを提案する インテリアコンシェルジュ

セキスイ15

ミュゼヴィ

「静岡セキスイハイムインテリア」が運営する、インテリア&ライフスタイルサロン「ミュゼヴィ」。店内は、海外の高級ホテルを思わせるような、上質なインテリアが出迎える。秋から冬へと向かう季節は、新作のアクセントラグやギャッベが充実。質感と素材にこだわり、独自の世界観でファンを魅了するテキスタイルブランド「ニーディック」。世界各国のアーティスト作品を取り扱うインテリアブランド「モーダ ソアム」。きめ細やかな上質なギャッベを揃える「ハーファーディアン」。この冬の室内を温かな雰囲気にチェンジできそう。

またコンシェルジュカウンターでは、インテリアコーディネーターが、理想の空間作りをサポートしてくれる。室内の間取り図や画像があれば、コーディネート後の部屋の様子を、3Dシステムを使って、360°見渡すことができる。バーチャル画像で、シミュレーションを確認できるから、出来上がりが想像しやすい(カウンセリング等は要予約)。インテリアのコーディネートだけでなく、リフォーム、造作家具など、セキスイグループならではの総合的な住まいの相談にも応じてくれる。

12月1日~4日は、ギャラリー佐野共催にて、アートとギャッベのコラボレーション企画「アートのある暮らし展」を開催。1点ずつ色もデザインも異なる700種のギャッベが集う。

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2017-11-11
ヘアサロン建築の視点から生まれる 個性的で住みやすい空間

アベリー12

アベリー

近頃のヘアサロンの店舗は、個性的でオシャレだなと感じることはないだろうか。新店舗が続々とオープンする業界とあって、内外装のセンスは一目でサロンの方向性を示すツールとなり、集客数を大きく左右する。またゲストやスタッフの動線を考えた室内レイアウトが、ストレスの少ないサロン運営を可能にする。そのノウハウを住宅に生かし、住む人の個性と暮らしやすさを提案している建築会社が「アベリー」。東海エリアを中心に、これまで多くのヘアサロンを手掛けている。

今回取材の住宅は、これまで培ったサロン建築のテクニックを巧みに取り入れている。

クライアントは30代後半の夫妻。ご主人の要望は、友達が毎日にように集まれる、シェアハウスにありそうなリビング。奥さんは、中庭を囲みグルリと一周できるロの字の家に住むことが、昔からの夢だったという。

エントランスホールは、広々とした7帖。すぐ左に客間の和室、その先にL字型の大きな空間計24帖の、ダイニングキッチン、リビング、フリースペースが広がる。手前のダイニングキッチンには、でき立ての料理をつまみながら立飲みができるよう、作り付けの大きなテーブルが中央に配置されている。天板は店舗用に使われるメラミン材を使用。水やキズに強く、質感や見た目はユーズドの天然木のよう。その上からペンダントライトが吊るされ、さながらバーである。さらに進むと、造作のTV台とソファーの置かれたリビングエリア、フリースペースとつながる。リビング部分は勾配天井に、フリースペースはクロスの色を分け、別空間であることを印象付けている。バスルーム、寝室、ご主人の書斎を経て、玄関に戻る。個性的であり、二人が生活しやすいよう考えつくされた間取りとなっている。

こちらは見学させてもらうことも可能。「アベリー」に問い合わせを。

 

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2017-11-11
百花騒鳴

百花騒鳴

26. 浄化

この一年は、私にとっては、人生のデトックスというようなハプニングが満載であった。中でも、友人の間で伝説となっている事件がある。プロローグは箱根で。母の誕生日を祝うため訪れていたオーベルジュを、上機嫌で出発しようとした時、愛車がうんともすんとも言わなくなった。この日は自走が無理ということで、我々はタクシーとレンタカーを乗り継ぎ帰宅。愛車はディーラーに入院となった。原因はバッテリーの寿命が尽きたということ。痛い出費となった。それから1週間、ランプ切れを知らせるアラームが…。2週続くと、少し苛立ち始めた。ディーラーの担当さんに、「この際、隅々チェックお願いします!」と伝え、ランプ交換を依頼。

そして、その5日後にビッグウェーブがやってきた。スーパーの駐車場から帰ろうと、エンジンを掛けたとき、見たこともない数のアラームが運転席の液晶を埋め尽くした。ピコピコビービー言っている。

「何コレ~?」

自宅の駐車場についた私は、ディーラーに連絡。この前見てもらったばかりなのに~とブーブー文句。電話口の担当さんは、「Sさん、ボンネット開けてもらえますか?」と言う。言われるまま、車を降りフロントに回った。そして…腰を抜かした。なんとフロント部分は大破。中身が出ちゃっていたのである。すぐには状況が呑み込めず、クラクラッ。気力を振り絞り、愛車を励ましながら、何とか自走でスーパーに戻った。そこで、慌てて駆け寄ってくるご婦人がいた。駐車中の私の車に、誤って衝突してしまったらしい。なんと、それに気づかずに、私は大破の愛車に乗り、帰宅してしまったというわけだ。なぜ、気付かなかったのか…私も、誰もが抱いた疑問である。それから色々あり、今では車種も色も全く変わらない新車に乗っている。新旧入れ替えの浄化であったと思う。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

もう年末号でございます。来年も皆さまにとって、良い年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。今年も一年、百花壇をご愛読頂きましてありがとうございました。

来る年も、笑顔でお目にかかりましょう。  百花壇スタッフ一同

 

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